黄金期のオーディオを復活させる

高度成長期の1970年代に始まったオーディオブーム。それまでの一体型オーディオからバラコン（バラバラでコンポを組み合わせる）が主流になり、一気にブームとなりました。
1980年代になるとデジタル技術が発展して、それまでのアナログ音源からデジタル音源へとシフトしていきます。CDプレーヤーの第一号機が誕生したのが1982年。日本のバブル景気と相まって、各メーカーがその技術力を発揮し、飛躍的に神秘していきます。
丁度、そのころ長岡鉄男という一般のオーディオ評論家の粋に留まらない幅広い知識と発想を持ったオーディオ評論家が現れます。独自の発想による自作スピーカーは、当時異例なほど人気を博しました。

その長岡鉄男が中心になり、1985年からFM fan誌上でダイナミック大賞が始まります。この賞は、その年に発売されたオーディオ製品から、より優れた製品に送られる賞で、FMfan誌のダイナミックテストで紹介された機種を中心に、単に試聴のインプレッションだけでなく、実機の内部の技術的な面からも評価してました。当時のオーディオ評論家の多くがメーカーから出てきたプレスリリースの宣伝文句の「受け売り」による評論とは大きく異なり、より精度の高い選定であったことでこのFMfanダイナミック大賞は、当時のオーディオの売れ行きを左右するほど影響力がありました。

弊社で取り扱っている商品は、このFMfanダイナミック大賞で選ばれたオーディオを中心に扱っています。私自身が実際にFMfanダイナミック大賞で選ばれたオーディオを収集していた時に、確かに選ばれるだけの魅力がそのオーディオにあると確信したからです。

FMfanダイナミック大賞で選ばれたオーディオの良さをお伝えするために、しっかりとメンテナンスを施し、当時の音を復活させています。
30年の時を経てもなおその魅力を失わない日本の黄金期のオーディオを味わってください。 出来るだけ長く愛用していただけるように、ご購入後のメンテナンスも承っております。

FMfanダイナミック大賞で選定されたオーディオ

※数字は、回数を表しています。例　①・・1985年第1回
※下記の機種以外にもレコードプレーヤー、チューナー、カセットデッキ、ＤＡＴ、ＤＶＤプレーヤーの部門があります。